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都立高校と一言で言っても偏差値が高い高校から低い高校までレベルは様々です。大きく分けて難関校、上位校、中位校、下位校の4つに分けられます。その中でも国立高校は最上位である難関校に属しています。国立高校の偏差値はおおよそ73-74になります。過去5年間はこの範囲を維持しており、同じ東京都立高校の難関校の西校が73、日比谷高校が74ですので、他校と比べても都内トップクラスの偏差値であるといえます。
東京都立高校の難関校は英語、数学、国語の3科目が独自問題となっております。共通の問題よりも難しくできており、知識だけでなく思考力を問われる問題も多く出題されます。試験の目標点数は3科目60~65点、理社各90点が合格の目安となります。ただ、内申点が何点なのかにもよりますので、必ず65点が合格というわけではありません。合格点は個人によって異なります。過去3年間の合格平均点は以下の通りです。
国立高校の推薦入試は内申点450点、個人面接点100点、小論文点300点の合計900点で評価されます。総合点の高い人ほど合格に近くはなりますが、小論文や個人面接によって大きく結果が変わってしまうため推薦入試の合格ラインは明確には分からないというのが実情です。
合格を目指すのであれば、内申点は基本的にオール5を目指しましょう。4が少しあっても構いませんが、少なければより合格に近づきます。推薦入試では、オール5の中学生たちが多く受験してきますが、オール5であっても推薦入試は不合格になっている人もいます。
都立高校の中でもかなりの難関校であり、毎年難関大学に多数合格者を輩出する都内でもかなりレベルの高い進学校です。そのため入試では都立高校共通問題だけでなく、国立高校独自の問題が出題されます。国立高校を目指す人は、共通問題の対策だけではなく、「独自作成問題」の対策をする必要があります。
そのため、英数国の3科目に関しては、この独自作成問題の過去問を繰り返し解くなどの対策が重要です。特に数学に至っては難問も多く出題されるため、しっかりとした対策が必要になるでしょう。
数学は関数と平面や空間図形からの出題が多く見られることのほか、小問集合での計算量の多い問題などに特徴があります。最初の小問集合で計算ミスのないように確実な解答を目指しましょう。数学に苦手意識のある受験生はミスの無いように丁寧に計算することが大切であり、数学が得意な受験生は平面図形・空間図形や関数などの分野に慣れておくと良いでしょう。
また、難関校は英語と国語ではあまり点数の差が開きにくい傾向があり、合格するためには、3科目の中で最も重要な科目であることも念頭に入れていきましょう。
英語は、応用的な問題も多く出題されます。そのため、文法のマスターをし、長文の内容を正確に把握することが重要です。対策としては、長文読解演習などで長文に触れる癖付けを行い、訓練をすると良いでしょう。長文内容の日本語の要約は実際に出題されている内容でもあります。
また、受験レベルを超えた単語が出てくることが多いため、英語の総合力を向上させておく必要があります。内容理解に時間をとられ、解答への影響が大きくならないよう、解くスピードも身につけて置くと良いでしょう。
国語は、文章量と内容一致などの選択問題の多いです。そのため、長い文章を短時間で読みこなし、筆者の主張が何かを正確につかむ力いわゆる読解力が重要になります。普段から文章に触れ、文章量の多い問題であっても対応できるようにすると良いでしょう。
また、本文の内容を踏まえて自身の考えを200字程度で記述する作文の出題なども見られるため、自分の意見を言語化する表現力を身につけておく必要があります。また、古典分野でも難問が出題されるので、その点も念頭に置いて対策をしておくと良いでしょう。
推薦入試の対策としては大きく分けて面接の対策と小論文の対策の2つに分けられます。面接の対策については予め予想される質問に対しての答え方を練習しておく必要があります。最低でも志望動機や学校の特徴などはきちんと答えられるようにしておきましょう。
それに伴って、自分の将来の目標や、自分がこの高校で何がしたいのかなど具体的な内容も話せるようにしておくと良いでしょう。また、小論文は高校のHPに過去に出題されたテーマや問題が掲載されていますので、少なくとも過去2年分は練習しておく必要があります。
難関高校合格へ!翔栄学院ではこんな対策をしています
国立高校への進学を考える生徒や保護者の方にとって、国立高校がどのような高校であるかを理解しておくことは非常に重要です。国立高校は東京都国立市にある男女共学の全日制普通科高等学校です。通称「国高」(くにこう)と呼ばれており、毎年志望する受験生が多く、とても人気の高い学校です。
難関大学進学を目指す高度な教育と、毎年一万人を超える来場者を誇る「国高祭」という文化祭・体育祭など、学業以外の面でも生徒の自主性を活かした活動を行っています。令和5年度の大学進学実績としては、東京大学に現役生から10名合格者を輩出するなど、国公立大学への進学者も多くみられます。
住所:国立高校は東京都国立市東4-25-1にあり、
最寄り駅からのアクセス:JR南武線「谷保」から徒歩10分、またはJR中央線「国立」から徒歩15分です。
国立高校は、優れた教育プログラムと独自の教育環境を提供していることで知られています。これらの高校は、競争力のある入試を通じて選ばれた才能ある生徒たちに対して、高度な学習機会を提供し、さまざまな専門分野での優秀な指導を行っています。
生徒の自主性を大切にしているため、服装や頭髪は自由です。部活動、委員会、文化祭など行事にかなり熱心で、特に「国高祭」は日本一の文化祭と言われることも多く、その完成度の高さから数多くマスメディアにも取り上げられています。「皆と一緒に何かを成し遂げたい!」「皆と一緒に熱い3年間を過ごしたい!」という人には魅力のある学校と言えます。
国立高校は、平成15年度に東京都教育委員会より「進学指導重点校」の指定を受けています。高いレベルでの授業を行っており、多く生徒が国公立大学や難関私立大学への進学を目指しています。「清く、正しく、朗らかに」を校訓としており、生徒が自ら進んで高い学力を身につけられるよう自主性を大事にしています。また、3年間クラス替えがなく、1年生から3年生まで同じクラスのメンバーと過ごすことになります。
高校選びにおいて、進学実績とキャリアパスは、学校の教育品質や卒業後の進路選択の多様性を示す重要な判断基準となります。2023年度の国立高校の進学実績は以下の通りとなっています。
東京大学 | 京都大学 | 早慶上理ICU※ | GMARCH※ |
---|---|---|---|
10人 | 17人 | 351人 | 429人 |
※ICU:国際基督教大学 ※GMARCH:学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学
国立高校の進学実績は他の難関校の実績から見ても高いと言えるでしょう。難関校ということもあり、浪人数もそれなりに多いですが減少してきています。進路指導重点校として都立高校有数の進学実績を誇っています。
最後に国立高校に関する口コミをいくつか紹介します。あくまで口コミですので、参考程度にご覧いただければ幸いです。他の方の意見も気になるとは思いますが、学校見学など実際に足を運んで、自分の肌で雰囲気を感じてみることも重要です。
良い口コミ
悪い口コミ
参照元:みんなの学校情報
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