【最新版】三田高校の偏差値とは?特色や進学実績を紹介

東京都立三田高等学校
目次

都立三田高校を受験!その対策とは?

※本記事は、東京都に所在する「東京都立三田高校」に関する記事であり、名前の似た「三田国際高校」、兵庫県に所在する「三田学園高校」、「兵庫県立北摂三田高校」に関する記事ではありません。

三田高校の偏差値

三田学校の偏差値は61になります。この偏差値は、進学研究会が作成した、「Vもぎ」を基にした偏差値基準のうち、合格可能圏(合格率60%)となるラインとなっています。また、偏差値は出典、年度によって大きく異なるので、高校を比較する際は、出典や年度が同じであることを確認することが大切です。

偏差値の数値は鵜呑みにしすぎず、あくまで他校との難易度の大まかな比較に使い、参考程度にとどめておくのが良いでしょう。
※参考:進学研究会 Vもぎ偏差値進学研究会

倍率や合格ラインは?

三田高校の倍率

三田高校の倍率は、一般入試で2倍程度、推薦入試で3~5倍となっています。特に推薦入試の倍率は高く、しっかりとした対策が合格のカギとなります。

また、倍率が低い/高いからといっても、母集団である受験生のレベルによって難易度は変わってきます。そのため、受験生は倍率にとらわれず、自己分析を行い、自分の強みや特長を活かせる入試方式を選ぶべきです。

一般入試(普通科)

2022年2023年2024年
倍率2.051.711.93
※参考:東京都教育委員会HP

推薦入試(普通科)

2022年2023年2024年
倍率3.622.955.31
※参考:東京都教育委員会HP

三田高校の合格ライン

三田高校の合格ラインは、810点(換算内申53)となります。東京都の都立高校の入試では、内申点と学力テストのバランスが求められます。三田高校を目指す生徒は、内申点の確保と入試本番での高得点の両方を意識して、計画的に学習を進めてください。
参考:進学研究会

三田高校に合格するためには1科目あたりどのくらい得点できれば良いのでしょうか?やみくもに勉強するのではなく、自分の内申点や配点も考慮しながら勉強すべき優先順位を決めましょう。

内申点

それでは具体的に、三田高校に合格するためにはどのくらい内申点を取る必要があるのでしょうか?都立高校においては、学力検査:内申点=7:3の比率で成績に反映されます。それぞれ以下のような計算法で算出可能です。

学力検査:「1科目100点×5科目=500点満点」なので、これを700点満点に換算

内申点:「(5科目×5段階)+(実技4科目×5段階×2)=65点満点」なので、これを300点満点に換算(中3次2学期の内申点が対象)

上記を足し算した「1,000点満点」で合否を決定します。三田高校においては、上記の計算式で算出した内申点で「53点」を取ることが合格最低ラインであると言われています。都立高校入試においては、内申点を純粋に足し算しただけの「素内申」よりも、上記のように65点満点に換算した「換算内申」が重要となります。

なぜなら公立高校の地域によって換算内申の算出方法が異なり、重要となる教科が変化するためです。例えば都立高校の場合、実技教科を2倍して計算するので「実技教科の内申点がより重要になる」と言えますね。

内申も考慮した本番の目標点:上記のように、三田高校では換算内申で53点は最低でも欲しいところ。53点を超えておけば比較的安心できるかと思います。

では換算内申で53点を獲得した場合、当日の学力検査ではどのくらい得点できれば良いのでしょうか?都立青山高校の合格最低ラインは、約810点/1,000点換算と言われています。これを基準に考えていきましょう。

まず、換算内申の53点を300点満点に換算した場合の点数を求めます。
53/65×300=約244点

都立青山高校の合格最低ラインは約810点/1,000点満点です。そのためここから上記の276点を引き算しましょう。
810ー244=566点

この566点は700点満点換算になっているので、500点満点に直します。
X/500×700=566
X=約404

これを計算すると「約404点」くらいになります。そのため1科目につき「約81点獲得」が目安となるわけです。

三田高校に合格するには?

三田高校に合格するためには、入試に向けた効果的な準備が欠かせません。過去の入試傾向を分析し、必要な内申点を確実に把握することが重要です。学科ごとの対策と、入試で重視される生徒活動や特技を活かす戦略が合格へのカギとなります。三田高校に合格するためには、過去問題を解いて試験の傾向を把握することが重要です。

これにより、出題される問題のパターンや難易度を知り、効率的に学習計画を立てることができます。受験生は、計画的なアプローチを取ることで、効率的に勉強を進め、健康を維持しながら入試に挑むことができます。時間管理のスキルを身につけることは、受験生にとって不可欠です。

たとえば、夏休みは基礎学力の向上に注力し、冬になったら過去問に取り組むなど、時期に応じた勉強法を選択することが効果的です。また、心理的な準備も非常に重要で、試験のストレスが心身に負担をかけないように、リラクゼーションの時間を設けることが勧められます。

試験の前日には、お気に入りの音楽を聴いたり、軽い運動をするなどして、心を落ち着ける活動を取り入れましょう。これらの準備を通じて、受験生は試験に最適な状態で臨むことができるようになります。

三田高校とは?その特徴と魅力

三田高校の理念

三田高校は1909年に創立され、長い歴史と伝統を持つ学校です。その歴史の中で培われた教育理念や校風が現在も受け継がれており、地域社会からの信頼も厚い学校です。三田高校の理念として、「Have Wings and Fly High! 教養・探究・立志そして世界へ!」があります。

この理念を体現するべく、三田高校では、急速に国際化や情報化が進んだ、新しい時代の社会に貢献できるような人材育成に積極的に取り組んでいます。具体的には、幅広くしなやかな知性と潤い豊かな感性を持つ教養人、自主・創造の意欲と忍耐力・協調性との調和のとれた高い徳性を持つ指導者、自己を厳しく律し常に進取の気概を持って社会貢献できる開拓者となる人材の育成に励んでいます。

特に国際理解教育に積極的で、国際社会をリードする有為な人材の育成に長く取り組んできました。大使館訪問、文化祭でのバザー、ユネスコの世界寺子屋への参加を行ったり、外国人の留学生を講師として招き、クラス単位で母国の文化や歴史などについての講義を受けたりする、といった活動があります。また、学習指導も手厚く、年間20回の土曜授業があります。
参考:公式HP

アクセス

三田高校の連絡先は、

住所 〒108-0073 東京都港区三田1丁目4番46号
電話 03-3453-1991
FAX 03-3453-2899

となっています。

交通の便はかなり良く、様々な路線から通学することができます。JR山手線・京浜東北線「田町」駅、都営大江戸線 「赤羽橋」駅、都営三田線「芝公園」駅、都営浅草線「三田」駅、東京メトロ南北線「麻布十番」駅からいずれも徒歩で通学することができます。また、都営バス「赤羽橋」バス停からも徒歩で通学できます。
参考:公式HP 

三田高校の学校生活・イベント

学校施設

三田高校には、以下のような学校施設があり、学習にもスポーツにも打ち込める環境が整っています。

校舎、職員室前「屋台」、体育館、食堂と自販機、一般教室、図書室(第一閲覧室、第二閲覧室)、弓道場、屋内プール、スタインウェイ、ピアノ、オープンデッキ、おセンチ山、グランド

学校行事

三田高校の学校行事としては、主に以下のようなものがあります。国際理解講演会では、国際的に活躍している方々を講師に迎えて、講演会が行われます。

4月: 入学式、新入生歓迎行事、健康診断
5月: 体育祭
6月: 国際理解講演会
7月: 防災訓練、期末考査
9月: 白珠祭(文化祭)、修学旅行
10月: スタインウェイコンサート
11月: 校内ホームプロジェクト発表会
12月: 合唱コンクール
3月: 卒業式、球技大会

三田高校の部活動

三田高校には、様々な部活動があり、多くの生徒が積極的に活動しています。三田高校には、次のような部活動があります。

剣道部、弓道部、陸上競技部、水泳部、卓球部、硬式テニス部、男子/女子バレーボール部、男子/女子バスケットボール部、バドミントン部、ワンダーフォーゲル部、アメリカンフットボール部、ソフトテニス部、サッカー部、ダンス部、硬式野球部
放送部、生物部、茶道部、美術部、漫画研究部、吹奏楽部、弦楽部、コーラス部、フォークソング部、ホームメイド部、化学部、写真部、物理部、競技かるた部、英語部

三田高校で、特に実績のある部活動は、ダンス部です。2023年の夏に行われた「日本高校ダンス部選手権」の全国大会において、三田高校のダンス部がビッグクラスで準優勝を獲得した実績があります。
参考:Youth Time Japan 

三田高校の進学実績

都立三田高等学校の2024年の進学実績は、特に国公立大学への進学実績が顕著で、京都大学にも合格者を輩出しています。具体的には、京都大学には1名、東京外国語大学に2名、千葉大学には4名、筑波大学にも1名が合格しました。また、東京工業大学一橋大学といった難関校への合格者もおり、東京都立大学には10名、横浜国立大学には3名が進学しています。

私立大学への進学においても、トップレベルの大学に多くの生徒が合格しています。2024年度には、早稲田大学に60名、慶應義塾大学に19名、上智大学に36名、明治大学に114名、法政大学に100名が合格しました。特に、早稲田大学明治大学への合格者数は前年を大きく上回っており、三田高校の進学指導の成果が現れています。

また、理系分野で定評のある東京理科大学には21名が合格し、中央大学には44名が進学しました。


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